プリプリプリンス

客席はほぼ満員。めずらしいことではあるようで前説のLLRは「こんなに入ってるの初めて見た」「いつもはアウェイな有明が今日はホームかも」、MC山本さんも「多くていいですな!」と。今日のテーマは『誕生』。「多い日も安心」(by山本さん)な10組でお送りしていただきました。
さすが収録だけあって開始も終了も一秒も違わず。ネタ中もディレクターさんが『残り1分』『残り5秒』『そろそろ締めて』などのカンペをコマめに出して指示。オープニング→ネタ10組→コーナー→エンディングで収録は終了。オープニングとエンディングは軽め。その後にゆっくり1組ずつのトークがあって終わったのは19:30くらいでした。コーナーまであるとは知らなかったので嬉しかったけど…ネタ時間がなんか短い。どうやら3分ネタだったよう。今放送されてるDXの1位見た感じだと5分ネタっぽいのになぁ。6月のファンダンゴ番組表とプリプリのスケジュールをいただいたところ、このライブ6月6日からファンダンゴでも生放送されることが決定してるそう。ただ6月から週末のコーナーライブの公演は無くなる事に。…土日のコーナーライブがなくなるから平日にコーナーも追加されてその分ネタが短くなってるのか?1時間と短い番組なんだしネタがしっかり見れたほうが嬉しいんだけどなぁ。

プリプリDXで放送されるかもしれないのでネタバレ注意です。

  • ナイーブ・子犬の里親探し。飼ってる犬をもらってくれる人を探して滝口さんの家に来た瀬山さん。箱に入った顔だけ見えてる犬がカワイイー。でも世間話の説明をするのに子犬を使い、投げ捨てちゃったり潰したり積み上げたり。ナイーブ久々に見れたけど相変わらずまったりした笑いでよいです。瀬山さん頬骨のあたりが綺麗なピンク色だったからチーク入れてるのかと思ったら素顔か!羨ましい…
  • 大蛇が村にやってきた・店長候補の面接。
  • グランジ・オリンピックの新競技案。北京オリンピックにむけて何か斬新な企画案はないかと考える3人。3人ともスーツ姿。「400メートルハードル(縦に)」とか「(人生の)障害物競走」とか。ネタ時間のカンペ出してるのに気づいたのがこのときだったのでちょっと集中できなくなってしまい残念。だいぶ時間オーバーしてて『そろそろ締めて』を何度も出されてたので。オープニングでは大さんと五明さんが並んじゃっててその間になんとか入ろうと暴れてる遠山さんに笑った。
  • 増谷キートン・オコメマン誕生。第一話〜四話まで。オコメマンvsお客さんに笑った。今日何を食べた?と聞かれてご飯と答えれば「ナイス!」とにっこり、パンと答えれば「米を食え!」と。「お前ら全員相手になってやる」と今日米を食った人を挙手させると…「4人!?」爆笑。
  • トータルテンボス・ヒーロー誕生。大村博士が作ったフジタマン(簡単に作れる。制作費4円)の初仕事。大村さんは他の人のネタにかぶせるの好きね。ナイーブの子犬を箱ごと持って出ようとしたり、ヒーローの名前を決めるとき「オコメマン」を出したり。
  • ジパング上陸作戦・妻の出産に立ち会う直前のお父さん。
  • アームストロング・誕生日。誕生日に栗山さんから呼び出されたのはお祝いをしようとしてくれるつもりなんだと思い込んでる安村さん。開く背切れないテンションの上がりっぷりがおかしい。ナイーブの犬がここでも登場。
  • POISON GIRL BAND・新横綱『阿部錦』誕生までの夏場所15日間、激動の密着ドキュメント13日目から。相撲のルールやマナーをみんなが当然熟知してるであろうていで進めていくのがおかしくてたまらない。阿部錦の対戦相手&解説の二役をしていた吉田さん。解説に入る前にすごくスピーディーにくるっと回るのは「役が変わったよ」っていう合図だったんだろうか。
  • LLR・パンダの赤ちゃんが生まれるよ〜。パンダの出産の取材にきた伊藤さんとパンダの監視員(忙しくて寝てなくてパンダの模様みたいなクマがくっきり)の福田さん。疲れてるのですぐ居眠りしちゃう監視員さん。しかも寝言でパンダへの憎しみを語ったり娘に説教したり。
  • 山本吉貴・子牛の復讐。恋人と心中しようとしたが騙されて1人で死んだ男。前世の記憶を持ったまま次の生を受けて母親のお腹の中にいるところがコントの始まり。「最悪やー、俺今回牛やんけ!」再会した恋人の裏切りを知り「殺してやる」「もう死にたい」と暗い展開なんだけどめちゃめちゃ面白かったー!落ちもステキ。山本さんのピンネタ、初めて見たけど冷めたツッコミで進められてく感じが独特ですごく好き。もっと見たいなぁ。

ピンク上海が出てなくて換わりに大蛇が村にやってきたが出てた。えー楽しみにしてたのに。変更があるんだったら一言くらい言ってくれよー。

コーナー『即興想像演技王』。

  • 名詞・接続詞・名詞の三つを1つずつ引いてお題を完成させ、その状況想像して演じる。各チーム代表が挑戦してMCジャッジでより表現できてる方の勝ち。
  • トータルチームの1人目はナイーブ瀬山さん。お題は『馬(に)・結婚の許しをもらいに行く・マツケン』。暴れん坊将軍から始まって乗ってる馬に告白して最後はマツケンサンバ。うまいなぁ。
  • ポイズンチーム1人目はジパング加藤さん。お題は『猛犬(の)・検問に引っかかった・ビートたけし』。前二つちょっといい感じの語呂。たけしのモノマネをやり続けて犬に立ち向かう加藤さん。山本さんジャッジは加藤さんにポイント。「たけしさんのモノマネで『ダンカンこのやろう!』が出てこなかったのが新しい」からだそう。
  • トータルチームの2人目はグランジ遠山さん。お題は『マックの店員(に)・痴漢で捕まった・クレヨンしんちゃん』。「しんのすけ君ですね」としんちゃんにも丁寧な遠山さんに笑。演技は…遠山さんのしんちゃんのモノマネ全く似てないのー(笑)どっちかっつーとコンマ竹永さんの全力兄弟みたいだった。最初のポテトの出来上がった音(パラパ、パラパってやつ)の不必要さに笑った。漫画で普通にありえそうなお題なので返って難しかったよう。
  • ポイズンチームの2人目はキートンさん。『アントニオン猪木(に)・甘えている・アホの坂田』。猪木(キートンさん曰く「一番得意」)と「抱いて抱いて」と繰り返す坂田師匠のモノマネを交互にやって終了。ジャッジはキートンさんにポイントで2-0でポイズンチーム勝利。
  • 負けたトータルチームは罰ゲーム、黒酢一気飲み。ちっちゃなコップに入った酢を配られたみなさんが嫌だ、嫌だと口々に騒いでいると「この時にコメントしてもそんなおもろいことないでしょ?」とさっさと飲めと促す山本さん。厳しい(笑) 飲んでから「つーかこれ黒酢じゃなくてただの酢じゃねーか」と文句を言っても「別にええやん。何をそんな黒酢にこだわってんの」とばっさり。「体柔らかくなったんじゃない?」と振られた藤田さん、無理して手のひらを床につけて膝を負傷してました。はんぱねえ痛がりかただった。

放送終了後トーク。順番適当。終わった人からはける。

  • ジパング上陸作戦。チャドさんが黒海(相撲取り)のモノマネをしたけど…みんな黒海がインタビューされてるところをあんまり知らないのでピンとこず。大さんはよくわかったらしく「もうちょっとこうやるといい」などアドバイス(笑)
  • アームストロング。山本さんのくいつきがよくないと感じたのか「じゃあ一発ギャグやります!」と安村さん。2個披露したけど言葉が違うだけでリズムはまったく同じ。最近のギャグは全部このリズムらしい。安村さんの一発ギャグ好きなので見れて嬉しかったー。確かけんじるさんの「俺寝る時パジャマ着ない」の安村さんがあげたものらしいですよ。
  • 大蛇が村にやってきた。富山さんの異色の経歴話が大盛り上がり。オックスフォード大卒で26歳で企業を設立、30歳でNSCへ。現在も貿易会社の社長さんという立場。出身大学の話のときより今34歳と言ったときのほうが会場のざわめきが大きかったのに笑。2人とも20代半ばくらいにしか見えないもんね。「芸人としてはまだ年収3万くらいで」「社長としての収入はその何倍くらい?」「700倍くらいですね」わお。事も無げに言われて「怖い人がいるよー!」と怯える山本さん。「なんでこんなとこ出てんねん!もうプリンスやん」富山さん曰く社長が芸人になったんじゃなくて、芸人になりたいから社長になったそう。「普通の会社員じゃ時間の都合がつけにくいと思って。」違う世界の発想にみんな唖然。トータルのお2人は「俺らなんてなりたいと思ったら何も考えないですぐNSC入りましたもん」「『行くべ行くべー』つって」笑。言ってそう。ちなみに相方安井さん(高校時代の同級生)は焼き鳥に串を刺すバイトをしているそう。「相方の会社で雇ってもらえばいいのに」「あ、うち英語できないとダメなんで。」ひいぃ。これを聞いて裏から戻ってくるチャドさん。確かに英語はできるけど。吉田さんの「英語しゃべってみて」というリクエストを受けてすらすらーっと英語で話し始める富山さん。「Aha」しか言わなかったチャドさん(笑)
  • LLR。大蛇と同期なのでここでも富山さんの話で持ちきり。NSCのころから他の人とは違う雰囲気だったらしい。スーツ姿だしアタッシュケース持ってきてるし。お金持ちだけど同期の芸人にお金は貸してくれないらしい。貸し出すとキリがなくなっちゃうから最初からしないことにしてるんだって。「100万貸してって言ったら『別に貸せるけど』って言われました」